モルモットをケージから出してお部屋で遊ばせる時の注意点を列挙してみました。
目次
物のすき間をふさぐこと
モルモットは頭が入ればどこでももぐり込むことが出来ちゃいます。冷蔵庫の裏側、洗濯機の裏側、テレビ台の下、壁と棚の間など、ビックリするようなところにももぐり込んでしまいます。
入ったのはいいけれど、出られなくなってしまったり、落ちていたものを口にしたり、いろいろなものをかじったり、見えないところには危険がいっぱいあります。
モルモットは基本的には30~40cm以上の高いところは上れないので、床に近い低い部分を重点的にふさぐようにしておけばひとまず安心です。
モルモットの目線になってすき間をしっかりガードしておきましょう。
危険なものは取り除くこと
床に落ちているものや低い場所にあるものは、ヒトの目線ではうっかり見過ごしてしまう危険があります。
床に這いつくばってモルモットの目線になって、何か落ちていないか、出っ張っていないか、しっかりチェックしておきましょう。
落ち着ける場所を用意すること
モルモットは隠れることが出来る狭くて薄暗い場所を好みます。お部屋で遊ばせる時もハウスかハウスに準ずるものを用意してあげるとよいでしょう。
隠れ家を作ってあげるとだんだんくつろげるようになってきます。居心地の良い隠れ家はモルモットにとては何よりもうれしいものです。
排泄物は素早く片付けること
モルモットは排泄に関してはしつけも含めてコントロールが難しい動物です。
部屋のあちこちで排泄されてしまいますが、けっして怒ったりしてはいけません。怯えさせるだけです。
ペットシーツを敷き詰めるのが良いですが、とにかくして欲しくないところにされてしまったら速やかにふき取り、アルコールなどで消毒をし、においをなるべく残さないようにしっかり管理しましょう。
においが残っているとたびたび同じ場所で排泄されてしまう恐れがありますので。
遊ばせる時間帯は?
モルモットはもともと夜行性です。ケージから出して遊ばせてあげるのは夕方~夜がベストでしょう。どうしても夜が無理なら、朝方でもOKです。
ベランダは危険がいっぱい
ベランダで遊ばせる時は特に注意が必要です。
柵まである程度の高さがあればすき間から落下する心配はないでしょうが、もしいろいろな植物、特に観葉植物を置いてある場合はかじれらないように注意しなければなりません。肥料にも注意です。
夏の暑さや冬の寒さにも注意が必要です。
また、カラスなどに襲われないよう常に見張っている必要があります。
モルモットにとって危険なものは?
観葉植物、タバコ、化粧品類、防虫剤、殺虫剤、洗剤、芳香剤、ヒトの食べ物(例えばチョコレート、ネギ類、アボガドなど)などは食べてしまうと中毒を起こし、場合によっては命を落とすことにもなりかねません。
電気ストーブや電気ポットなどは触ってヤケドすることもあるので絶対に近寄らせてはいけません。
コンセントにつながっている電気コードはかじったら感電の危険があります。コンセントを抜くか、近寄らせないようにしましょう。
包丁、ナイフ、カッター、ハサミなどはイタズラして怪我をする恐れがあるので遊ばせる前に片付けましょう。
レジ袋、ビニール袋など、そのままではかじりそうにないものでも、野菜が入っていたりするとそれが欲しくてかじって詰まらせる危険があります。注意しましょう。
ビーズ、小さなネジやナットなどの部品は誤って飲み込んでしまう恐れがあります。そういうものが落ちていないか注意しましょう。
登ってあがれそうな台や棚は落下の危険があるのでしっかりガードしましょう。
犬や猫、フェレットなど他の動物がいる時は襲われたり驚かされたりしないようガードしましょう。
まとめ
モルモットをケージから出して部屋で遊ばせる時は、モルモットの目線で危険な場所、危険なものをしっかり確認することが大事です。入り込めそうなすき間をふさいだり、イタズラされそうなものを片づけたりしましょう。他に飼っている動物、犬や猫、フェレットなどがいる場合は襲われたりしないようガードしましょう。部屋遊びでは隠れることのできるハウスなどを用意してあげるとくつろげるようになります。遊ばせる時間帯は夜行性のリズムに合わせて夕方~夜がい良いでしょう。