モルモットの水入れ あなたは水おけ派?それとも給水ボトル派?

モルモットの飲み水は水おけ(お皿、うつわ)であげるのがよいのか?それとも給水ボトルであげるのがよいのか?悩むところですよね。

モルモットの主食は牧草、ペレット、野菜。与える比率は牧草が90%、残り10%がペレットと野菜というのが理想ですから(参照:モルモットに与えるペレットはどれくらいが適量なの?)主食だけでは水分はまったく足りません。モルモットには主食とは別に十分な量の飲み水が必要なのは間違いないところです。

そこで、水おけ(うつわ)で与えるべきか、給水ボトルで与えるべきか、という話になるわけですが、結論から言うと、両方用意すべきです。

その理由については後で述べることにして、まずはそれぞれの利点と欠点について述べてみたいと思います。

水おけ(お皿、うつわ)の利点と欠点

水おけの利点

水おけ(お皿、うつわ)タイプの水入れは洗いやすいです。給水ボトルのように中まで洗う必要が無く、軽い水洗いや熱湯消毒をすればすぐに使えます。また、ペレットのうつわと並べて置くことにより、食べて飲んでという一連の動作がスムーズにできます。

水おけの欠点

ゴミが入りやすく、ペレットが混ざるなど汚れやすい点があげられます。また水おけの中にたまに粗相してしまうことがあります。かじられる心配もあります。軽い素材のうつわだとひっくり返されることもあります。ひっくり返されてしまうと、新しく入れ直してあげるまでモルモットは水が飲めなくなってしまうという問題が起きます。これは陶器のうつわなど重い素材のものにすることで解決できます。かじられ防止にも役立ちます。

給水ボトルの利点と欠点

給水ボトルの利点

ゴミが入りにくく、比較的きれいな水を保つことができます。水をひっくり返される心配もありません。どれくらい飲んだのかもわかります。

給水ボトルの欠点

洗うのが少々面倒です。分解して隅々まで洗うには、細いブラシなど専用の器具が必要なこともあります。また、飲み口部分の不具合があると、水が出にくかったり、逆にダダ漏れになってしまうこともあります。モルモットはペレットを少し食べては水を飲む、という動作を割と繰り返しおこないます。水おけタイプだとこれが楽に出来るのですが、給水ボトルだと食べることと飲むことで姿勢を変えなければならないため、ちょっとめんどくさがり屋さんだと水を飲むことを後回しにしてしまい、結果あまり水を飲まなくなってしまう心配があります。設置する高さの微調整も難しいかもしれません。

なぜ両方を用意すべきなのか?

水おけも給水ボトルもそれぞれ欠点があります。

飲水ボトルだけだと飲み口に不具合があるとまったく水が出てこない、あるいはダダ漏れになってしまう危険があり、水おけだけだとすぐに汚れてしまう心配があります。

モルモットはペレットを食べるときは飲水と交互に、つまりペレット→飲水→ペレット→飲水というように食べては飲み食べては飲みというのを好みます。ペレット用の食器と飲水用の食器(水おけ)は隣同士で置いてあげると好都合なのです。

ただし、前述のように水おけの水が汚れやすいという欠点があるので、水おけだけでなく飲水ボトルもあった方が良いですし、どちらからでも飲めるように慣らしておくべきです。

災害などでモルモットを連れて避難したときに、どういうタイプの食器でも飲水出来るようにしてくことはとても大事なことだからです。

まとめ

モルモットにとって水入れは必要不可欠なものです。
従来から使われている水入れには水おけ(お皿、うつわ)タイプと給水ボトルタイプがあり、それぞれ利点と欠点があります。様々なケースを想定して両方のタイプの水入れに慣れておくことが大事です。

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